やめようとすると、二重になる
自己否定をやめたいと思って、やめようとする。けれど、その日のうちにまた出てくる。 すると今度はやめられなかったこと自体を責めることになります。 否定の上に、否定がもう一段乗ります。
止めにいったときに起きること
否定が出る
いつもの場面で
やめようとする
意志で押さえる
ここで一段増える
また出る
そして責める
否定は、性格ではなく反復です
「自分は自己否定しやすい性格だ」とまとめると、変える場所がなくなります。 実際に起きているのは、特定の場面で、繰り返し立ち上がっている反応です。 行動は同じ文脈での反復によって自動的に起きやすくなります。否定の言葉も、同じ経路で出てきます。
性格ではなく反復だと考えると、見る場所が決まります。どの場面で、直前に何があったときに出るのか。 この分け方は脳質改善とはで書いている考え方と同じです。
言葉を打ち消さない
「そんなことない」「自分はすごい」と打ち消すやり方があります。ただ、打ち消すには評価という土俵に乗る必要があります。乗った時点で、良いか悪いかを毎回判定することになります。
打ち消す
「そんなことない」と言い返す。評価の土俵に乗り続ける
分けて書く
起きた事実と、頭に浮かんだ解釈を、混ぜずに並べる
「また失敗した。自分はいつもこうだ」は、事実と解釈が混ざっています。 事実は「木曜の提出が1日遅れた」。解釈は「いつもこうだ」。分けて書くと、扱えるのは前者だけだと分かります。
止めにいかず、場面を見る
場面を選ぶ
否定が出た場面を一つ直前を書く
その前に何があったか分ける
事実と、浮かんだ言葉を1つ決める
次に選べる別の行動
自己評価そのものを動かそうとしない考え方は自己肯定感を高める方法に、 努力が報われないと感じるときの見方は頑張っても報われないと感じるときに書いています。
自分を責める考えが止まらないとき
自分を責める考えが一日中止まらない、眠れない、食欲がない、気分の落ち込みが続く、 自分を傷つけたい気持ちがある。こうした状態が続いているときは、 考え方や習慣の問題として抱え込まず、医療機関や公的な相談窓口へご相談ください。 このページは診断や治療の代わりにはなりません。