掲げない、と決めました

健康や心理に近い話題を扱うサイトの多くが「専門家監修」と書いています。私たちは書きません。 できないからではなく、掲げるなら出さなければいけないものが多すぎて、中途半端に出すほうが害になると考えたからです。

監修を名乗るなら、誰が、どのページを、どの範囲で、いつ確認したのか、利害関係はあるのか、 確認していない部分はどこかまで書けて初めて、読む人の判断材料になります。 名前と資格だけが並んでいる表示は、読む人に「確認されているらしい」という印象を与えるだけで、 何が確認されたのかを一つも伝えません。

代わりにやっていること

私たちが選んだのは、監修という一行ではなく、判断材料そのものを全部出すことです。

  1. 主張ごとに確からしさを表示する
    記事の末尾に「この記事の主張と、その確からしさ」を置き、研究で比較的確立していること、 妥当だが限定的なこと、私たちの捉え方を分けて並べます。出典は主張ごとに直接つなぎます。
  2. 確認できていないものは、そう書く
    言葉の対訳表よくある誤解の検証では、 一次資料を確認できなかったものを空欄にせず「確認できていない」と明記しています。 私たち自身が過去に使っていた表現も、同じ基準で載せています。
  3. 医療との境界を全ページに置く
    脳質改善は医療行為、診断、治療ではありません。この一文と、相談窓口への案内を、 どのページにも同じ形で置いています。
  4. 直したことを消さずに残す
    あとから誤りを見つけて直した場合も、何を、なぜ変えたかを更新の記録に残します。

それでも専門家に頼むとき

医療や心理の判断に踏み込む内容を書くときは、その記事について専門家に確認を依頼します。 そのときは、上に書いた項目(誰が・どのページを・どの範囲で・いつ・利害関係)をすべて表示します。

いまはそういう記事を書いていません。自己肯定感、漠然とした不安、HSPなどを解説記事の一覧に載せていないのは、そのためです。 書けるだけの資料が揃い、かつ判断に踏み込まない形で書けると確認できたときに書きます。

この方針の限界

この方法でも、私たちが気づいていない誤りは残ります。出典の読み違い、研究の適用範囲の取り違え、 古くなった情報。監修を掲げないということは、それを他人の責任にしないということでもあります。

誤りを見つけられた方は、指摘してください。直したうえで、何を直したかを更新の記録に残します。 つらさや不調が続いているときは、このサイトを読むより先に、医療機関や公的な相談窓口へご相談ください。