「心の奥にある一つの領域」とは限らない
自分では気づかないまま影響を受ける現象はあります。ただし、そのすべてを一つの「潜在意識」が動かしていると考える必要はありません。 たとえば、思い出そうとすれば出てくる記憶、意識せずできる動作、繰り返しで自動化した習慣、刺激への素早い反応は、それぞれ異なる研究概念です。
潜在意識と無意識の違い
日常会話ではほぼ同じ意味で使われます。精神分析では「無意識」に独自の理論的意味があります。 一方、認知心理学や神経科学では、意識していない処理を説明するときに「非意識的処理」など、対象を限定した言葉を使います。
脳質改善ではどう扱うか
脳質改善では、潜在意識を「気づかないまま繰り返している考え方・感じ方・行動」の便宜的な総称として扱います。 見えない力として崇めるのではなく、観察できる場面と行動に分解します。
最初の観察
- 変えたい場面を一つだけ選ぶ。
- その直前に何があったかを書く。
- 頭に浮かんだ言葉と、実際にした行動を分ける。
- 次回にできる一番小さな別の行動を決める。