戻るのは、普通に起きます

いったんできるようになったのに、しばらくすると元に戻る。これは特別なことではありません。 運営者本人も、同じ経験を話しています。

例えばダイエットですね。「野菜をたくさん食べよう」とか「ラーメンは食べないようにしよう」と決めて、 一時的にはできるようになるんですけど、しばらくすると結局また食べてしまう。

行動は、同じ場面での反復によって自動的に起きやすくなります。逆に言えば、 きっかけになる状況が変わると、同じ行動は起きにくくなります。旅行、繁忙期、体調、引っ越し。 条件が変われば戻るのは、仕組みとして自然なことです。

だから「続いた日数」を成績にしない

21日、66日、100日。日数を目標にすると、1日抜けた時点で記録が壊れます。 壊れた記録は、やめる理由になります。見る場所を変えます。

  • 続いた日数 → 戻ったあと、何日で再開できたか
  • できた日の数 → できた日に共通していた条件
  • 意志の強さ → その行動を思い出せる仕掛けがあったか

再開のための3つの用意

  1. 戻る場面を先に想像しておく
    「出張の週は無理だろう」と先に書いておきます。想定内にしておくと、やめる理由になりません。
  2. 再開の一動作を決めておく
    「ノートを開いて日付を書く」のように、止まっていても始められる大きさにしておきます。
  3. 元の合図に戻す
    意志で戻ろうとせず、以前できていたときのきっかけ(時間・場所・直前の行動)に戻します。

それでも続かないときに見る場所

再開しても同じところで止まるなら、行動そのものが大きすぎる可能性があります。 「30分歩く」が続かないなら「靴を履いて外に出る」まで小さくします。 続けるための工夫より先に、単位を小さくするほうが効きます。

変えようとしている対象が広すぎないかは変わりたいのに変われない理由、 そもそも始められないときは先延ばしが止まらないときに 書いています。

続けられないことが症状の一部なら

強い疲労、気分の落ち込み、不安、睡眠や注意の問題などが続いている場合、 習慣の設計だけの問題とは限りません。自己改善の努力だけで抱え込まず、医療機関や公的な相談窓口へご相談ください。